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こんにちは!ミサです。
先日、ICF(国際コーチング連盟)のICF Credentialing Examを無事通過し、
PCCという資格を取得しました。
これは、コーチングの国際資格。
アメリカが主催で運営している団体のものです。
これまでの資格の中でも結構ハードな資格だったのでやり甲斐たっぷり。学んだことも沢山ありました。
ICFには難易度順にACC、PCC、MCCの資格があります。
ACCは比較的難易度が高くないものですが、それでもスクールでの勉強時間やセッション時間などは一通りボリュームがあるので、ACCを取得できたら、コーチングを学びました!と胸を張って言えるレベルだと思います。
PCCはACCの上で、必要なスクールでの勉強時間やセッション時間もかなり上がります。 その為、かなり時間がある人でも1年での取得は難しいのではないかと思います。(スクールや受験制度によっても異なるとは思います)
MCCはさらに上。もう神レベルではないかと…。
私はPCCを取得したわけですが、ACCを取得してからの3年間。
仕事、育児(三人目の出産挟む)、勉強の両立は結構ハードルが高くて何度も心が折れそうになりました。
それを支えてもらったのはメンターコーチやコーチ仲間。そして数々のブログやネットでの知識でした。
私も少しでも役に立てばと思ってブログを書いています。
(個人的な意見も入りますので、あくまでも参照にしてくださいね)
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まず一つの壁が私がACCを取得した後の2022年、「筆記試験が大幅に変更されたこと」でした。
それまでは、CKAというテストでACCを取得する際にそれを受験していたら、PCC受験ではCKAの受験は免除されるのですが、ICF Credentialing Examに変わったことでACCからPCCを受験する際は再度、筆記試験ICF Credentialing Examの受験が必要になりました。
ただ、そもそもPCCを申請するには認定を受けた講座での勉強時間が125時間、セッション時間500時間、また、10時間のメンターコーチングを受けることも必要です。(ACCは必要な勉強時間が60時間、セッション時間100時間以上。MCCは必要な勉強時間200時間。セッション時間2500時間以上。)
更に、私の場合は受験制度的に自分がセッションしたものの録音を2本と、それぞれの日本語での逐語と英語での翻訳を提出しなければなりませんでした。
セッションの録音が2本といっても、私の場合は選定に迷い、10回以上録音した中から良いと思うものを選んだので、それだけでもかなりの時間が過ぎていきました。その上で、日本語の逐語(これはLINEのCLOVAを使って逐語に落としました。)それを英語に翻訳(自分でも翻訳しましたが、やっぱりプロにと思って、プロにもお願いしたので、時間もお金もかかりました)。
その間に出産も挟んだので、結局録音し始めてからセッション2本分を提出するまででも、1年近くはかかってしまったと思います。
そして、その間に必要なクラスに参加したり、セッションをしたりすると、あっという間に時間が過ぎていきます。ACC、PCC、MCCともに、3年前に資格更新が必要になるので、それまでにはと焦る気持ちもありました。
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提出セッションのポイントとしては、「ICFのコア・コンピテンシーにあったスキルが使われているかどうか」はかなり重要なポイントになってくると思います。
例えば、コア・コンピテンシーに記載のある要約、沈黙、言い換え、比喩、類推、ノンバーバルコミュニケーション、クライアントが今ここで何を体験しているか、感情を捉える、気づきを促す、枠組みを超えた支援、自律性を促進するなど。
そういったことがセッションでできているか否かで判断されます。
これは、ICF Credentialing Examでも同様で、資格取得に向けては、何をICFが重要視しているのか、何を意識してコーチングをするのか、という部分が大切です。
スクールでの勉強時間とセッション時間、メンターコーチングなど全ての基準をクリアしたのはACC取得して3年目。そこから2本分の逐語と翻訳を終えて、それの審査が通ったら、やっとICF Credentialing Examです。
※スクールによってはセッションの翻訳や提出が不要だったり、全てスクール側で行っているところもあるかと思いますので、受験の仕方については各々で異なると思いますが、資格取得にあたってセッションは必須かと思うので、その基準に関しては上記が当てはまるかと思います。
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<ICF Credentialing Exam 当日詳細ついて>
私がICF Credentialing Examを受験するにあたっては、下記のケイさんとぐっちさんのブログも参照させていただきました。ありがとうございました!!
https://note.com/otonosanpo/n/ne201e3005c8e
https://note.com/sky_diary/n/nf6e69adb8ee0
そして、講師をしてます銀座コーチングスクールのテキストを熟読しました。テキストにはICFの倫理規定とコア・コンピテンシー(それぞれ日本語と英語)、あとはそれらの解説が載っているので、それらがとても役に立ちました。(こちらは公開できないので申し訳ないです…)
ICF Credentialing Examを受験してみた感想としては、
とにかく「倫理規定とコア・コンピテンシー」なのだと思います。ここの理解が不可欠!
(詳細の時間や内容は下記に書いていきますね^^)
私の場合はテキストを読んだり、授業に参加することで倫理規定やコア・コンピテンシーを理解したり、解釈を深めたりできたので、それも良かったです。他の人の意見を聞くとか、違う視点から考えるのもとても役にたつので、セミナーなどあったら参加されると良いかと思います。
そういう機会がなくても、読み込んでいくこと、いろんな視野から考えたり、自分だったらどうするかな?と考えてみるのも有効だと思います。
<受験場所や詳しい内容など>
受験場所に関しては、自宅などでのオンライン受験か、定められた会場での現地受験かを選ぶことができます。
私の場合、ACCを受けた時のCKAは自宅で受けましたが、ICF Credentialing ExamはCKAよりセキュリティーなどが厳しくなっているということで、念の為、現地での受験にしました。
現地受験だと通信状況の心配もいらないですし、私の場合は子供が部屋に入ってきたり、赤ちゃんの泣き声が聞こえてしまって集中できなかったりということも懸念されて現地受験を選びました。
ただ、私の家の近くは会場はあったのですが、土日受験の設定がなかったり、時間が日中だけでなかなか合わなかったりと受験自体が結構先になってしまったので、その辺りはデメリットだったかもしれません。
でも、そのおかげで勉強する時間を確保できたので、今では良かったかなとも思っています。
現地では予約時間の30分前に入室ができて、スタッフの方が、本人確認や署名の手順、写真撮影をしてくださるので、そこもスムーズでした。
受験自体は約3時間。途中5分間の休憩があります。
問いは前半41問と後半40問の計81問。
私の場合は時間いっぱいいっぱいで、
4、5問見返すことができた程度でした。
迷った問題はフラグをつけて、後で見返すこともできます。
また、私の会場はメモをとる小さなホワイトボードのようなものも貸してくれました。
ICF Credentialing Examの主な内容としては「コーチとしてどんな対応をするか」を問うもの。
そこは以前のCKAと変わりません。ただICF Credentialing Examはコーチが行うベストな行動に加えて、ワーストな行動も選ぶ必要があるので、難易度が少し上がったという感覚でした。
また、もう一つの壁は言語。正直、日本語訳だと分かりにくい部分があります。
私は日本語受験を希望していましたが、英語の問題が先に出て、Translateのボタンで日本語がポップアップで出てくる感じなので、日本語訳がわかりにくい時は英語訳で確認していました。
ただ、英語訳を全部は読みきれないので、
コア・コンピテンシーによく出てくる単語のask, suggest, invite, tell, expressu, acknowledgeなどは覚えておいて、選択肢にあるその辺りの単語や表現を読んで判断するとわかりやすかったりしました。
問題に関しては公式問題集などはありませんが、下記のサンプル問題を行ったり、
https://coachingfederation.org/credentials-and-standards/credentialing-exam-content
倫理規定、コア・コンピテンシーの読み込みが大切だとつくづく感じました。
あとはコーチング・マインド。クライアントを無視しない、透明性を保つ、隠し事はしない、誠実に対応するなどのところも大事だと思います。
ちなみに受験の合否結果はその場ででます。
受験が終わって受付に行くと一枚の紙を伏せた状態で渡されてそこにPASSと書いてあったら合格です。
私はすぐにみることができず、すぐにかばんにいれて、トイレに行ってこっそりみました><
PASSを見た時は叫びたいくらい嬉しかったですが、トイレにこもって少しの間、喜びを噛み締めました。
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ICFの受験は本当「challenging」という言葉がぴったりというくらい、大変でやり甲斐があります。迷ったり、悩んだり、投げ出したいくらいの時もありましたが、月日を重ね、試行錯誤を重ね、行動を重ねていけば必ず取得できます。仲間やメンターコーチ、セミナーに出てみるなど、迷ったり、悩んだりした場合はどんどん聞いていくのが良いと思います。
そして、万が一落ちてしまったとしても、それは人間的に何かが悪いということでは全くないので絶対に自分を責めないこと。ICFの基準というだけで、コーチとしての質や人としての存在意義は全く変わりません。
試験前、「もし落ちても、今の私と落ちた私は何も変わらない。むしろ、落ちたらコーチングを更に勉強する時間が増えるからラッキーと思おう」と思っていました。合否ってかなり紙一重です。
また思い出したところは追記していきたいと思いますが、
もう少し詳しく知りたい!とか、何かあれば遠慮なくお問い合わせくださいね^^
私もまたスタート地点。束の間の喜びを噛み締めつつ、コーチングをまだまだ極められるように頑張りたいと思います!
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misa 06/14/2024 — 投稿者
みさこ