客室乗務員を辞めた後、「もったいないね」と言われる事があります。

就職氷河期に苦労して入社した業界ですし、
CAからCAの転職も未経験での入社よりはハードルが低いものの、
決して簡単とまではいかないので、
辞めてしまったのは、確かにもったいないのかもしれません。

でも、辞めて9年近くが経つ今、CAを辞めなかったら
手に入れられなかったものもあります。


仕事でいえば、大学時代からやりたかったCAの就職転職支援の仕事やコーチング・英語講師、出版もそうです。
どれもCAを辞めたからこそ挑戦できたことでした。

他にも、オンラインで働ける環境や、
スケジュールを柔軟に調整できたり、
朝起きて、夜寝るという健康的な生活を送れるのも辞めたからこそ、手に入ったものです。

その他にも様々な方との出逢いはもちろんのこと、
テレビに出させてていただいたり、取材を受けたりなど、
いろいろなことを経験させていただきました。

もちろん、辞めた当時は不安もありました。
「本当に辞めて良かったのだろうか」
「別の道を選んだ方が良かったのではないか」

そんなことを考えた時期もありますし、
今でも「辞めていなかったらどうだったかな」と考えることはあります。

でも、どんな選択だって
「得るもの」と「失うもの」の両方がある。

何かを手に入れるためには、何かを手放さなければならない。

コイン表裏と同じように、
すべてを同時に選べるわけではありません。

仕事では、今でこそ女性の社会進出が広がってきましたが、私の上の世代の方々は、仕事か家庭かの選択を迫られた方も多くいました。

そして、現代では、副業や兼業という働き方が広がってきましたが、
まだまだ一つの会社、一つの仕事に専念する働き方が主流の企業も少なくありません。

安定を選ぶのか。
挑戦を選ぶのか。

今ある環境を大切にするのか。
新しい可能性を追いかけるのか。

多様性の時代だからこそ、
その時の自分が何を大切にしたいのかを考えることが必要だと思っています。

CAを辞めたことを「もったいない」と言われると、
以前は少し複雑な気持ちになることもありました。

でも今は不思議とその気持ちは薄れて、
「あの時の選択があったから今の私がいる」
そう思えます。

だって今は本当に運良く、やりたいことをやりたい場所でやりたいようにやらせていただいているのだから。。。
(この辺りのお話の詳細もブログで書いていけたらと思っています。)

人生は選択の連続。
それに加えて、ご縁という不思議な繋がりもある。

あなたが今、何かを諦めたように見える選択も、
見方を変えれば新しい可能性を選び取っている可能性もあります。

「あなたは今、何を手放し、何を手に入れようとしていますか?」

もしかしたらそこに、あなただけのキャリアや人生の価値が隠れているのかもしれません。

素敵な1日を☆

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