先日、亡き母の誕生日を迎えました。

生きていたら71歳。
だけど、母と私の時計は12年前で止まったまま、
50代の母が私の心の中にずっといます。
まだまだ一緒にいたかった。本音はいつもそうです。

母と私は性格は全く違ったけど、
何でも話せる親友みたいな関係でした。
いつもお茶したり、買い物したり、旅行したり…。

そんな当たり前だった時間が、
今は遠く感じます。

ずっと側にいた人がいなくなる、
その苦しさは人生の苦しみの中の最上級で、どうやっても心の整理はつきません。

でも、この内容が書けるようになった私は、
以前より少しだけ前を向けている、そんな気もしています。


少し前までは、母を思い出すだけで、
母が身につけていたものを見るだけで、
涙が出てきました。
だから深く深く心にしまい込んだ。

人間、本当に辛い時は、
それを思い出す思考すらも自ら停止させてしまうことを、
初めて知りました。

それでも、私は母の存在を毎日感じています。
この12年間で母を感じなかった日はないと思います。

それが母という存在でしょうか。
愛情と呼ばれるものなのでしょうか。
私も子供達にとって
そんな存在になれるのでしょうか…。

もうすぐ母の13回忌を迎えます。
命日は苦手な私。
どんな時もお別れが苦手な私です。

だからどちらかといえば母が生まれてきた
誕生日を祝いたい。

寂しさは愛情の裏返し。
寂しさを感じるほど、
その人への愛情を感じることができる。
そう考えると
そんなに悪いものでもないかもしれません。


母を亡くした頃、「どうしたら乗り越えられるか」をずっと考えていました。
でも、今はもう考えなくなりました。

それは、
無理に乗り越えなくてもいいと思えたから。
乗り越える必要がないと思ったから。

限りある人生の中で
こんな風に大切に思える人と出会えたことに感謝。
私を生んでくれたことに感謝。

それで十分なのだと思っています。





愛を込めて☆彡
By あかがわ みさこ

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